2024.11.25 女子が緊急で頼れる場所「ラシーヌ」

ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。

今回は、一般社団法人「ラシーヌ」から端将一郎さんにお聞きしました。



一般社団法人「ラシーヌ」は、「福井に子どもシェルターをつくる会」が中心となり2022年に設立されました。現在は、自立支援ホーム「さくらの木」、女子の子どもシェルター「かりんの木」、居場所として「トロン」を運営されています。また夜間に居場所が無くて街に出ている子や、ネット上でSOSを発している子にコンタクトをとるという活動も行っています。

ゆくゆくは男子の自立支援やシェルターも考えておられるということですが、女子は望まない妊娠などもあるため、まずは女子に特化した施設を作られました。

女子に限らず、親との関係がうまくいかなくて悩んでいる子は多くいるそうです。しかし、問題に直面してもなかなか相談できない子も。まずは「相談できる場所があることをしてほしい」と端さんは言います。

また「ラシーヌ」では、「相談支援」や「就労支援」にも対応しています。福井県内の女子で「家に帰りづらい」「緊急で帰る場所が欲しい」と思ったときは、まず一度ラシーヌに相談してみてください。LINEで相談することも可能です。詳しくは「ラシーヌ　福井」で検索して、ホームページをご覧ください。