今週のおすすめドライブスポットは、滋賀県多賀の、「古例大祭」多賀祭りご紹介します。
古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の多賀大社。
春の桜や秋の紅葉なども見事で、また近辺には彦根城や湖東三山、
琵琶湖などの名所にも恵まれ、年間およそ170万人の参拝客が訪れています。
そこで毎年4月22日に行われる「古例大祭」は、鎌倉時代の古文書にも出ている多賀大社の大祭です。
地元では多賀まつり」あるいは、「馬まつり」とも呼ばれる最もにぎやかな祭りです。
祭りのメインは、約40頭の馬が飾りをつけ、神輿(みこし)、鳳輦(ほうれん)など総勢500人の行列が行われる渡り神事。十万石の大名行列に匹敵するともいわれる本社へご還幸(かんこう)は一番 の見どころ。
主役は御使殿(おつかいでん)とよばれる祭使役と馬頭人(ばとうにん)の二人で、
両者は1月3日から大祭まで精進潔斎(しょうじんけっさい)し、身を清め、
さまざまな神事に奉仕する大役を担います。
神が宿る木とされる桂の木「富の木」を、宮司が馬頭人・御使殿に渡す「富の木渡し式」が有名です。
そのほか、古式ゆかしい夕日の神事が神秘的なうちに催行され、湖国の春祭り第一の名にふさわしい祭典絵巻が奉納されます。
多賀大社までのアクセスは、名神高速道路 彦根インターをおりておよそ10分。
オススメのお土産は、お多賀さん名物の、糸切りもち。
あんこを包んだ細長い餅を糸で短く切ったもので、白地に赤と青の3本の線が入っているのが特徴です。
見た目も美しいおいしいお餅です。ぜひ、食べてみて下さい。