ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は「ELLY福井」から、
「ELLY福井」は、性の多様性についての講演会や、 情報の発信を行って、
多様な性について学び・理解し、 お互いを尊重しあうきっかけを提供している場所です。
福井で誰もが安心して日常生活を送り、 行きたい道を選べるようにするため、 多様な性に関して声を行政に伝えることや、情報発信、 他の団体との情報交換、また地元での啓発活動や、 交流会の実施に取り組んでいます。
「性的マイノリティ」と言われる方は、 調査によってばらつきはあるものの、 だいたい13人に一人ほどの割合でいると言われているそうです。 ただ、悩んでいることを「言えない」状況の方もおられます。
日常生活の中でも、職場・医療機関・学校・公的手続き・ 災害時など、様々な場面で困難に直面することが多いとのこと。 また、人の言動の中で傷つくことも。
性的マイノリティについては、 カミングアウトされなくても配慮する環境があることが大切です。 また、カミングアウトされたことは、 どれだけ近しい人であっても、善意であっても、 他の人に伝えることをしてはいけません。 それがその人の居場所や、命を奪うことにもつながるからです。
本人の承諾なく、他の人に情報を漏らしてしまうことを「 アウティング」と言い、 周りの方は特に気を付けなければなりません。
瀬戸さんは「あなたはひとりでない、生き延びよう・・ ということを伝えたい。苦しい状況かと思いますが、 一緒により良い未来をつかみましょう。」とお話されています。
また、相談したいことがある方は、 越前市の市民協働課がLGBTQや、 性的マイノリティに関する相談機関をまとめていますので、
「越前市 LGBTQ 相談」と検索してご覧ください。
また「ELLY福井」については、 インスタグラムでご覧ください。