ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は「ふくい嶺北成年後見センター」の宮川知子さんにお話をお聞きしました。
日常生活を営む上で、判断能力が十分でない方、およびその家族や支援者などを対象に財産管理・経済管理などの法律行為や、生活を支えるためのサポートを行う制度のことを「成年後見制度」と言います。
今回はその中でも「法廷後見制度」と「任意後見制度」について、詳しく教えて頂きました。
「法廷後見制度」とは、すでに判断能力が不十分になっている方が、その人らしい生き方・安心を支える制度。そして「任意後見制度」とは、この先、あれこれ決められなくなる前に、自分らしい生き方を自ら決める制度です。
宮川さんは、この制度を知ってもらい、まずは身近な相談相手、ケアマネージャーさんや地域包括支援センターの方などに相談してみてくださいと、おっしゃっていました。
今後は制度を広めるためのイベントなども行っていく予定だそうです。
ふくい嶺北成年後見センターの電話番号は0776-28-3775です。