ケアモアでは、介護や福祉に関するお話を、様々なゲストをお招きして伺っています。
今回は、NPO法人 BRICOLAB(ブリコラボ)の代表理事・永田弘幸さんに、2週に渡ってお話をお聞きします。
永田さんは現在、BRICOLABという、家庭の貧困や不登校などで学ぶ機会が少ない子供たちに学び場である「第三の居場所」を提供する活動をされています。1週目の今回は、永田さんのこれまでの活動についてのお話です。
永田さんは、学生のころから世界の教育環境に興味を持ち、実際に自分の目で現状を見るため、世界各国を回って来られました。インド・ネパール・ペルー・メキシコ・グアテマラなど、リュック一つで各国の学校をまわり、実際に現地で働くことで世界の現状を目の当たりにしてます。
世界には勉強だけではなく、生活さえままならない子どもたちがいる。しかし、日本は豊かだと言われているにも関わらず「不登校」の子どもたちがいる。それはどうしてなのか。何ができるのか。
その事実を知って、何か始めようと考えたときに、日本に帰ってくることを決められました。京都ご出身の永田さんですが、福井県と和歌山県に拠点のあるフリースクールを知り、福井県での活動がはじまります。
子どもたちのサポートのほか、障がいを抱えた方が仕事ができる環境を作る事業も行ってこられました。その中で2022年に立ち上げたのが「BRICOLAB」です。
次週は、子どもたちに学びの場を提供する「BRICOLAB」の活動について詳しくお聞きします。
「BRICOLAB」について知りたいという方は、「ブリコラボ」で検索してホームページをご覧ください。