今回も「デキルラジオ」をお聞きいただき、ありがとうございます!
3月です・・・春です・・・
が、まだまだ寒~い大野市から、お客様にお越しいただきました。
東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻(文化人類学)博士後期課程に在学中の
北川真紀(きたがわ・まき)さんです。
学生時代から「人類学」に興味を持っていた、北川さん。
「文化人類学って・・何?なんか難しそう・・」って思いがちですが、
いわゆる「人間って、いったい何なんだ?」を様々な観点から推測していくようなものです。
実際にどういう事をするのか・・それは、
「未開の地などで、そこに伝わる文化やしきたり、風習などを知る」という事です。
勝手にイメージすると、少数民族の村に行って、その土地に住み込んで・・・
イメージだけじゃなく、こういったことを、「これまでは」していたようなんですが、
今や「マサイ族がFacebookをする」時代。
文化人類学自体も変化して、その探究の対象も変わっているそうで、
より小さな「コミュニティ」にまで目を向けているそう。
そこで北川さんが注目したのが「地方の暮らし」
都会で暮らしている人々の生活・文化と、
地方・地域で暮らす人々の生活・文化は明らかに違う、
いったい何が違うのか、そのバックボーンは何か。様々な観点から推測していく作業を
「福井県大野市」で始めました。
現在、大野に来て5か月。
いろいろな人の話を聞き、山の事を知り、水の事を知る。
そんな生活を送る日々。
この生活から、北川さんはどんなことを考え、導き出すのか。
長いスパンでの作業となりますが、その行く末、要注目です。
北川さん寄稿の記事
「六本木ヒルズOLだった私が、福井県大野市で空き家探しをはじめるまで」